秋採りのキュウリです。7月中旬頃に育苗ポットに種蒔きを行い、下旬に苗を植え付けます。秋は台風が襲来するので、地這い栽培を行った方が、暴風雨からの被害が少なくなると思われます。シャキットや地這い専用品種を栽培しています。
夏ほど収穫が多くないのが特徴、やはり気温が段々と低下していくことが影響していると思われます。
菜園周辺にニラを植え付けています。お盆過ぎになるとニラの花茎が伸びだしてきます。ニラの花茎が手で折れる程度の柔らかい時期に収穫し炒め物などでいただきます。我が家では葉よりも好評です。
ミニトマト「アイコ」です。菜園では、5月下旬頃自然生えしたものを栽培しています。大型トマトよりも病気に強く、夏から収穫が始まり、秋からの気温低下にもよく耐えて11月末まで収穫できるのが有難いです。
ミニトマトは、霜が降りる晩秋まで収穫できるので、この時期から収穫の始まるセロリとともにサラダでいただくと美味しいです。
ツルムラサキです。栄養価の高い葉菜で、夏場から秋口にかけて葉物野菜が少ない時期に重宝します。5月下旬くらいに直接畝に種蒔きを行うか、育苗ポットに種蒔きを行います。自然生えしたものを移植しても良いと思います。少し生育したところで支柱立てとネット張りを行って栽培します。蔓先端をカットし、お浸しや天麩羅でいただくと美味しい野菜です。
ツルムラサキのお浸しに花鰹を和えていただきました。独特の粘々感があって私は少し苦手なのですが、夏場から秋口にかけての葉物野菜が少ない時期に摂取できる健康野菜として貴重な存在です。
親しい方から苗を数本いただいたので、キュウリ株が衰弱しつつある7月下旬頃に畝へ数株植え付けました。暑くても生育が旺盛ですが、9月に入り猛暑が一段落した頃に青色の花が咲き出してきました。
名前のとおり長四角形の莢が次々と着きだしてきていました。初めて栽培しましたので収穫時期が良く解りませんでした。
収獲した若莢は素揚げでいただくことにしましたが、これが結構美味しかったです。食べ方があまり良く解らないので1シーズンきりの栽培となってしまいました。
普通の品種よりも根が短いサラダゴボウです。5月上旬くらいに種蒔きを行い、畝は高畝で栽培していきます。発芽当初は、水分を必要としますが、生育するに従い、高温と多湿を嫌います。9月上旬から収穫、灰汁も少ないのでサラダでも利用できるのが有難いです。
ゴボウのサラダです。短根品種のサラダゴボウは新鮮で美味しいです。食物繊維もタップリ含まれて健康にも良いお野菜です。
ゴボウとニンジン、越津ネギをタップリ入れた豚汁は、風味抜群で美味しいですね。寒くなると特に有難い存在です。
こちらは普通種のゴボウ、2月下旬に種蒔きを行い、11月上旬に収穫しました。長雨や高温の影響で根の生育が今一つでしたが、又根も少なく収穫することができました。
ゴボウと鱸のアラ煮です。ゴボウの風味が鱸の臭みを取り除き、白身魚の美味しさを引き立ててビールと一緒に美味しくいただきました。
ゴボウの炊いたんです。お肉と一緒に煮込みました。これもゴボウに風味があって美味しかったです。
落花生「おおまさり」、大型莢の落花生です。5月上旬くらいに育苗ポットに種蒔きを行い、下旬に苗を植え付けます。マメ科野菜なので、あまり多くの肥料分は必要としませんが、時折追肥を施す必要があります。
収穫時期になるとカラスやハトに食害されるので防鳥ネットで全体を覆った方が良いと思います。茎が少し枯れ出してくる9月下旬から試し掘りを兼ねて順次収穫していきます。
栽培品種は大型莢で定評のある「おおまさり」です。塩茹で専用の品種で、写真のようにビックサイズの落花生です。
我が家では、収穫直後に塩茹でしていただくのが大のお気に入りです。ビールのお相手には最高です。
金時生姜は尾張地方で古くから栽培されてきた小生姜の分類に入る生姜です。5月頃に根株を購入して地温が上がる中旬以降に植え付けます。芽が地上に出るまで約一カ月ほどかかり、土中で腐ったのではないかと焦ってしまうほど発芽が遅いです。土の乾燥を防ぐため敷き藁などを行います。追肥がてら根株に寄せ土を行うと根株が長く肥大します。
好みに応じて8月中旬頃から掘り起こしていきます。細い「はじかみ」から中ぐらいの「棒生姜」で楽しむのが金時生姜には一番良いかもしれません。
写真は甘酢漬けした棒生姜です。名前の通り金時(赤)色が溶けて鮮やかな色に染まっていきます。一般には梅酢を使用するのですが、金時生姜は、この特徴からあえて梅酢を使用しなくても良いです。ひねショウガは、とても辛味が強く、薬味として使用していきます。
2019年久々に金時生姜を栽培しました。そしてはじかみから棒生姜になる時期に収穫、肉巻きでいただきました。金時生姜の辛味、お腹にも刺激がありますが、額から汗、脳にも程よい良い刺激があるようでビールが進みました。
2019年のシーズンは、約20年ぶりにサツマイモを栽培することにしました。GWにホームセンターで「紅はるか」の蔓苗を10本購入し、菜園に植え付けました。植え付け方法は「船底植え」、畝はやや高畝、肥料は施しませんでした。約2週間ほどは定期的に灌水を施しましたが、根付き後は旺盛に蔓が伸びだし、ほどんど手がかからず栽培することができました。
9月第一週目に試し掘りすることにしました。写真のとおり丁度程好いサイズの芋が収穫できました。掘りたては芋の水分が多いので暫く常温保存を行いいただくことにしました。
サツマイモの甘辛煮です。サツマイモ「紅はるか」、タマネギとベーコンを使用しました。紅はるかのねっとりした甘さがベーコンと良くマッチして美味しいです。
2019年のシーズンから短形自然薯の栽培をスタートさせました。4月後半に種芋を植え付け、その後支柱を立てて栽培です。特に手入れがかかる野菜では無く、ほぼ放置状態で栽培を行いました。
イモの収穫は10月上旬以降となりますが、ムカゴが8月を境に肥大してきます。中旬以降に収穫してみることにしました。
写真はムカゴご飯です。モチモチ感もあってイモよりもハマってしまいそうな感じでした。この他、素揚げもビールタイムで楽しみました。
晩秋になり蔓が枯れ出すと芋の収穫時期となります。短形と言えども掘りだすには芋を傷めないように慎重な作業が必要、掘りだすのに20分程かかりました。
掘り出した自然薯は摩り下ろして山かけのとろろ汁にして熱々御飯にかけ、その上に菜園で収穫してきた壬生菜の浅漬けをパラパラと降りかけていただきました。
短形自然薯と越津ネギをタップリ入れて焼き上げた「ふわふわ焼き」です。これが実にビールに良くマッチ、美味しくいただきました。